活動理念・目的
配偶者との死別は、
大きな悲嘆・喪失・絶望をもたらし
精神状態まで影響が出ることもあります。
それほど愛する人との死別は、辛い出来事です。
グリーフケアサロン・ルーチェは、
夫と死別した者同士が
今の気持ちを話し、共感し、
悲しみを共有していく場です。
ルーチェは、心にふたをしてしまっている
悲しみ・苦しみ・怒りなどの
今の気持ちを安心して話すことのできる
安全な場所です。
あなたは、ひとりではありません。
活動の展望
ルーチェは、グリーフケアサロンです。
グリーフとは、死別などによる深い悲しみや
悲痛を意味します。
グリーフケアとは、その悲しみを抱えている
あなたに寄り添い、支え、気持ちを受けとめることです。
悲しみは癒すものでも、乗り越えるものでもありません。
今の気持ちを言葉にして語っていくことで、
自分自身の気持ちの変化に気づき、
しっかりと悲しみに向き合うことができるようになります。
悲しみをしっかり悲しむことが大切です。
故人のいない新しい環境にあなたが適応していくまで
ルーチェはあなたを支えます。
サロン内容
グリーフケアサロン・ルーチェは
毎月1回木曜日に、広島市中区袋町のパルコ近くの
レンタルルームで開いています。
初めての方は、「スケジュール」から
お申込みいただければ詳しい場所をご案内いたします。
会費は500円です。
話をしなくても、他の人の話を聴くだけでもいいです。
お一人でお話をしたいときは、紺野がお聴きします。
どうか一人で悲しまないでください。
あなたにとってルーチェが
悲しみとしっかり向き合える場になりますように。
代表者紹介
私は2016年に、主人をガンで亡くしました。
6か月間の闘病生活の後、あっという間に逝ってしまいました。
あまりの突然の出来事に、毎日泣き続け
大きな喪失感を抱えたまま生きていました。
そんな時に少しの光が見えたきっかけが
同じ体験をした人たちとの語りあいでした。
「悲しいね」「寂しいね」
この言葉だけでお互いの気持ちを共感・共有することができました。
そして苦しい時にこんな場所があったら、
という自分自身の体験からルーチェを立ち上げました。
お一人お一人に、少しでも光(ルーチェ)がみえてきますように。
グリーフケアサロン・ルーチェ 代表 紺野ようこ