主人が亡くなった時は、色んな人から様々な言葉を投げかけられた。早く立ち直ってね、生きがいを見つけて、いつまでも泣いていたらご主人が悲しむわよ、などなど。
私はそのたびに、あなたに何が分かるのよ、と叫びたい気持ちになった。
分かっていた。みんな早く元気になってほしいと思って何かしら言葉がけをしてくれたと。でもまだまだ涙が止まらない私にとってはその一つ一つの言葉に傷ついていた。
今になって思うことは、私も傷ついている人に何げに言葉をかけたことがあっただろうと。
早く元気になってね、頑張ってね、乗り越えてね。
分かったようなことを言っても、その人の苦しみ、悲しみ、辛さは本人しか分からない。
でも、分かろうとすることはできると思う。
その人の言葉に耳を傾け、寄り添い、涙する。
ルーチェはそんな場所であり続けます。
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